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マテ壷儀式

マテ壷を共有する

マテを飲む(Tomando Mate)事はおもてなしの印です。1つのマテ壷を回し飲みすることで一体感が生まれます。まずはマテ壷の準備をします。セバドール(男性)/セバドーラ(女性))と呼ばれる【マテを淹れる役目の人】がその場にいる人たちのマテの準備をします。セバドール/セバドーラが最初にマテ壷1、2杯分を飲み、飲みやすい状態であることを確認します。その後、マテ壷に再度お湯を入れ、ボンビージャと呼ばれるフィルター付きのストローを反時計回りの次の人へ向け、マテ壷を渡します。マテ壷を渡された人はお茶をすべて飲み干します。マテ壷はシェアしますが、お茶はしません。マテ壷を渡された人は自分のペースでその1杯を楽しみます。最後の一口まで飲み終えた後は、セバドール/セバドーラにボンビージャを向けてマテ壷を戻します。マテ壷に再度お湯を注ぎ、お茶の味が薄くなる(lavado)までこの作法を繰り返します。マテを十分に楽しみ、それ以上飲まないことを伝える際には「グラシアス(ありがとう)」と言い、おしまいにします。

マテの入れ方

イェルバ・マテをマテ壷で淹れること自体が芸術です。

  1. 1)必要な量のグアヤキ・イェルバ・マテの茶葉をマテ壷に入れます。
  2. 2)器を振りながら茶葉がマテ壷の一方に溜まり、空いたスペースができるようにします。
  3. 3)マテ壷の底にボンビージャのフィルター部分が付くように差し込みます。
  4. 4)空いたスペースに水を注ぎ、茶葉を湿らせます。こうすることによって風味と薬効が損なわれるのを防ぎます。茶葉が水を完全に吸収するまでマテ壷は傾けたままにします。
  5. 5)マテ壷に(65℃以下の)お湯をなみなみ注ぎます。ボンビージャを使って最後の一滴まで飲み干し、その後再度お湯を注ぎます。最初の数杯は濃く出ますが、何回もお湯を足していくうちに風味は和らぎます。
  6. 6)お茶が入ったら飲み、お湯を足してその場にいる皆に1人ずつ次々に回します。注いで、回して、飲んでの繰り返しです。茶葉を動かさないようにボンビージャを固定するのもルールの1つです。皆で守るようにしましょう。器は使用する前にお手入れ方法をご確認ください。
  7. 7)マテはマテ壷で約15~20杯分入れられます。

器のお手入れ

  1. 1. マテ壷の内部に付いたひょうたんの削り残しなどををボンビージャの先で削り落として下さい。
  2. 2. マテの作法に従い、お茶を淹れて下さい。
  3. 3. 使い終わったマテ壷は中身を空にし、水ですすいで下さい。ボンビージャで再度内部の汚れや付着物を削り取ってください。
  4. 4. 最後に、マテ壷を水切り棚や暖かい場所に逆さにして完全に乾燥させてください。マテ壷が長時間湿った状態にならないようご注意下さい。一番良いのは次に使用する前にマテ壷を完全に乾燥させることです。

Preparation | Video

セパドール/セパドーラのマナー

良いセパドール/セパドーラは

  1. 1.マテが一番飲みやすく美味しい状態で渡します。
  2. 2.火傷しないよう温度に気を付けます。ボンディージャが暑くなり過ぎないよう注意します。
  3. 3.また、これ以上飲まないと伝えられた人にはそれ以降回さないように注意します。
  4. 4.風邪やインフルエンザにかかっている人とは一緒に飲まないようにします。
  5. 5.茶葉が詰まらないよう、ボンビージャは常に固定するように気をつけます。万が一詰まってしまった場合は、もう一度水を注いで茶葉が沈むまで1分ほど置きます。それでも詰まっている場合はボンビージャをマテ壷から出し、茶葉を吹き出します。
  6. 6.マテ壷を長持ちさせるために、使用後は器を空にして洗い流した後、完全に乾燥させます。
  7. 7.使用済みのイェルバ・マテの茶殻を再利用することも忘れません。コンポストで堆肥化すれば植物の肥料にするのに最適です。

イェルバ・マテはアルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイ、ブラジル南部でコーヒーの6倍も消費されている国民的な飲み物です。アルゼンチンでは90%の人がマテ壷とボンビージャを使って飲んでいます。

マテ壷の起源

マテの特徴はこのユニークな壷で飲み、皆で回し飲む文化です。「イェルバ」はハーブという意味で、「マテ」はケチュア語の「マティ」が語源でマテを飲むひょうたんを意味します。直訳すると「ハーブの器」になります。イェルバ・マテをマテ壷とボンビージャで嗜む歴史は何百年も続いています。健康に良く、元気付けるために飲むイェルバ・マテはマテ壷とボンビージャを使って飲む方法が悦ばしいと考えられていました。マテ壷は友好の証とされ、友人同士の手を渡り、和やかに回されます。マテ壷を回しながら考えを共有し、語り合い、一体感を高めます。イェルバ・マテは魂をも高揚させてくれるのです。

パラグアイでは古くから薬草師がイェルバ・マテを万能薬草剤の主原料として使用しています。この万能薬はマテ茶の中に他の薬草を浸して作られます。イェルバ・マテは血液の循環を良くし、体内のバランスを保つ事から他の薬草の効果を促進させる役割があると信じられています。

器の歴史

ガウチョス
アルゼンチンのカウボーイ(ガウチョス)達は1日を乗り越える為にイェルバ・マテを「飲むサラダ」として摂取し栄養素を補っていました。

1881年にアーネスト・ウィリアム・ホワイトは以下の事を述べています。 「ガウチョスという者は無尽蔵の富の中にいても欲が無く、貧しい。食料や住居の有無には無関心で、紙タバコ、少量のマテ(パラグアイのお茶)と1日1食野外で調理した肉のみをパンや野菜も無しに食べ、夜にはギターがあれば満足に休息できる。ところが彼らが晴れ着をまとい、馬に銀の装飾を着ければ、喜びと誇り を抑え切れずに平原を跳び回るであろう。野心の頂点を極めたこの姿。これ以上鮮やかに描かれた自己満足の表れはない。」

パラグアイでは古くから薬草師がイェルバ・マテを万能薬草剤の主原料として使用しています。この万能薬はマテ茶の中に他の薬草を浸 して作られます。イェルバ・マテは血液の循環を良くし、体内のバランスを保つ事から他の薬草の効果を促進させる役割があると信じられています。グアヤキのティーバッグブレンドもその薬剤師にインスパイアされています。

マテ壷儀式

Monica G. Hoss de le Comte「The Mate」より

「マテを飲みに人が集まると、不思議な事が起こります。単純で日常的な事ですが、すべてが儀式の要素を含むのです。どの儀式にも作法 があり、それが同じように日々繰り返し行われます。それは友人や家族との至福の時間でもあります。田舎では長い一日の労働を終えたガウチョ達がキャンプ ファイヤーを囲みマテを飲みます。疲労は沈黙を生み、マテ茶の器は静かに手から手へと回されます。すると徐々に会話が始まり、人々は更に身を寄せ合い、お 互いの信頼を確かめ合うのです。マテ茶の作法はアメリカのカルメット(平和のパイプ)儀式に似ています。この場合、おもてなしと親善の証としてパイプを手から手へと回します。マテ茶は万人の飲み物です。トラック運転手とその同乗者は終わりの見えない長い道程のお供に、多少の揺れでもお湯を注げるよう広めの口の器を使います。学問に励む学生や休憩中の労働者にも愛飲され、自宅では朝食に、そして天気や季節を問わず、どんな時でも飲めるのです。」